お金の使い方で気をつけるべきことは、どんなことでしょうか?使い方について見直してみましょう。
お金を使う時に気をつけるべきこと
お金を使う際、本当に必要なものかどうかを自問し、無駄な支出は抑えましょう。
「needs:ニーズ」(必要なもの)か「wants:ウォンツ」(欲しいもの)かを自問し、「needs(必要なもの)」を優先して使いましょう。
支出にはどんなものがある?
- 嗜好品
- 遊興費、ギャンブル
- 通信費
- 住居費
- 水道光熱費
- 食費
- 交際費
- 保険 など
これらの支出を、どのように見直せばいいかみてみましょう。
無駄な使い方とは?
- ギャンブルをする
- 安さだけで買い物をする
- 見栄を張るためにお金を使う
- たばこを買う
ギャンブルをする
気晴らしの趣味の範囲で楽しむのであれば、問題ありませんが、利益を出そうとしている場合は、注意が必要です。
基本的にギャンブルとは、胴元となる運営に収益が残るよう参加者のリターンが計算されており、長期的にみれば負ける可能性の方が高くなるようにできています。
負けた分を取り戻そうとして、借金をしたりギャンブル依存症になってしまう可能性もあります。
はまりすぎないよう、月にいくらまでと決めておくといいでしょう。
安さだけで買い物をする
「安かろう、悪かろう」という言葉があるように、安いぶん品質が低く、すぐ買いなおすことになるかもしれません。
また、割引やセールなどにつられて、必要のないものを買ってしまったり、使うことなく眠らせてしまうこともあるので注意してください。
安いを理由に購入するのではなく、自分の価値観に合っているかを確認してから、購入するようにしましょう。
見栄を張るためにお金を使う
ブランド品など高価なものを自慢したいからという理由で購入するのは避けましょう。見栄のためじゃなく、自分の価値観で考えましょう。
見栄を張るためのお金は自分のためではなく、他人からの評価のために使っているとも言えます。身の丈に合わない高級品を購入するのは避けましょう。
たばこを買う
たばこは習慣となっている支出であり、定期的に価格も上がっています。これから何年間もその支出を続ける価値があるのか考えましょう。
また、将来の病気のリスクが上がるため、禁煙をおすすめします。
たばこは依存性があるためすぐにやめることはできないかもしれませんが、医療機関での禁煙治療もあるので、検討してみてください。
見直すべき支出
- 固定費
- 金利のかかる支出
- 特別な支出
- 習慣になった支出
固定費
固定費とは、毎月定額で発生する費用のことです。家賃やインターネット代、スマホ料金、保険料、水道光熱費などがあります。
スマホ料金はプランの見直しや格安スマホへの乗り換えを検討したり、保険は必要な保証内容が変わってくるため定期的に見直しをしましょう。
金利のかかる支出
クレジットカードの分割・リボ払い、ローンの利用などです。
クレジットカードの分割やリボ払いはお金がない時に、手軽に選べる便利な支払方法ですが、利息がかかるためなるべく利用しないようにしましょう。
ローンの利用も、より低い金利のものへ借換えを検討したり、お金が貯まったら繰上げ返済などをし、利息の支払額を軽減しましょう。
特別な支出
お金のかかる趣味、旅行、レジャー、交際費などです。
趣味はいいことですが、自分の生活レベルに合わせて楽しむようにしましょう。
交際費は、誘われたからといって行きたくもない集まりに行っても、お金や時間の無駄かもしれません。行かなくてもいいと感じたものは、断ることも大切です。
習慣になった支出
たばこ、お酒、喫茶店の利用、飲み会、賭けごとなどです。
習慣になったものは、いつものことだからと、何も考えずにしてしまう支出なので、予算を決めて使いすぎを防ぎましょう。
そもそもその習慣自体、自分にとって必要かどうかを考えて、頻度を減らすことを検討しましょう。
まとめ
お金は自分に必要なものかどうか考えて使うようにしましょう。
他人の目を気にして見栄のために使ったり、習慣化して無意識に使っている使い方をぜひ改善してみてください。
また、固定費を中心に無駄な支出を見直しましょう。
変化なくして進歩は不可能であり、自身の考えを変えることができない人は、何も変えることができません
ジョージ・バーナード・ショー
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