「単利」と「複利」の違いとは?
「単利」と「複利」の違い
単利
元本にのみ利息がつくこと
元本は預けた当初から増えることはありません
定期預金を自動継続で作成する際の元利継続や投資信託での配当金の受取を選択した場合は単利となります。
複利
元本に利息を組み入れて、利息がつくこと
利息が出るたびに元本が増えていきます。
定期預金の自動継続で作成する際の元利金継続や投資信託での配当金再投資を選択した場合は複利となります。
ただし、定期預金の元利金継続でも期間によっては単利にて計算される場合もあります。また、配当金の再投資は、配当金がない場合や、価格が目減りする場合もあります。
複利の効果
運用で得た収益や利息を再投資することで、利息が利息を生んで膨らんでいきます。時間をかければかけるほど、お金自身が働いて増えていきます。
どれくらい違う
100万円を10%で10年運用した場合
単利:合計200万円
複利:合計259万円
複利の計算式:n年後のお金=元本×(1+利回り)のn乗
同じ金額、同じ金利でこんなに差がつきます。
72の法則
複利で運用した場合の資産を倍にする期間を計算する法則
72÷金利=お金が2倍になる期間(年)
100万円を複利で運用した場合
- 1%:72÷1=72 約72年
- 3%:72÷3=24 約24年
- 6%:72÷6=12 約12年
- 8%:72÷8=9 約9年
100の法則
単利で運用した場合の資産を倍にする期間を計算する法則
100÷金利=お金が2倍になる期間(年)
- 1%:100÷1=100 約100年
- 3%:100÷3=34 約34年
- 6%:100÷6=17 約17年
- 8%:100÷8=13 約13年
まとめ
72の法則と100の法則を見てもわかるように、資金が2倍になるには同じ金利でも、大きく変わります。
時間と複利効果を活用し資産運用をしてみましょう。
複利は人類最大の発明
アルベルト・アインシュタイン
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