投資信託のインデックス型とアクティブ型ってなに?
インデックス型とアクティブ型
インデックス型投資信託
日経平均株価やS&P500など、指数に連動する投資成果を目指す運用
信託報酬:0.1〜0.2%程度
市況次第ではあるが、中長期的に利益を狙いやすい。
アクティブ型投資信託
プロの運用者が個別に投資対象を選んで、指数を上回る成績を目指す運用
基準価額が高い投資信託の上位十位はアクティブ型です。
ただし、成績のばらつきが大きいのが特徴で、下位のものもアクティブ型が多くなります。
信託報酬:平均で1.5%程度
構成銘柄次第であるが、短期間〜中長期でも利益を狙いやすい。
個性と多様性が魅力。テーマに共感して投資ができる。
アクティブ型を選ぶポイント
- 投資哲学
- ポートフォリオ
- 運用実績
- コスト
投資哲学
運用している企業やファンドマネージャーの明確な理念に基づく運用スタイルに共感できるかが大切です。
ポートフォリオ
投資哲学に沿った資産構成であることが重要であり、月次レポートなどで、組入銘柄を確認しましょう。
組入銘柄がインデックス型と同じようなファンドであればコストが高くなるだけで指数を上回るような成績は期待できません。
運用実績
過去のリスク・リターンや運用効率はどうか確認しましょう。
コスト
同じような成績であればコストは少ない方がもちろんいいと思います。似たようなテーマや投資哲学のファンドであれば、運用実績などを比較し、コストを抑えたファンドを選択しましょう。
まとめ
どうゆうテーマや会社に投資するかを自分で決めなければいけないのが、アクティブ型です。それが面倒であればインデックス型を選びましょう。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)では、インデックス型が多いです。
無理にアクティブ型を選ぶ必要はありませんが、市場の状況などをみて、上昇を期待できるアクティブ型を見つけることができたのであれば、大きなリターンを得ることが期待できるためぜひ購入を検討してみてください。
ある選択をするということは、その選択によって生まれるはずのマイナスをすべて背負うぞということ。
井上 ひさひ
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